1972年の誕生以来、高級スポーツウォッチの枠を超えて、時計史にその名を刻むオーデマ ピゲ「ロイヤルオーク」。デザイナー、ジェラルド・ジェンタが一夜にして描いたと言われる八角形のベゼルと露出ネジは、今やアイコンの域に達している。そのロイヤルオークにクロノグラフ機能を搭載した「クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.07」は、スポーツとラグジュアリーの融合をさらに高次元へと押し上げた傑作である。
このモデルの最大の特徴は、ケースサイズとムーブメントの進化にある。ケース径は41mm。ケース素材にはステンレススチールを採用し、伝統的なサテン仕上げとポリッシュ仕上げが絶妙なコントラストを生み出している。八角形のベゼルには、8本の六角穴付きネジが均等に配置され、ロイヤルオークのアイデンティティを強く主張している。
このモデルが特に注目される理由は、2022年に発表された「キャリバー4401」の搭載にある。このムーブメントは、それまでのキャリバー2385から完全に刷新された自社製の一体型クロノグラフムーブメントである。垂直クラッチとコラムホイールを採用することで、 スーパーコピー時計クロノグラフ作動時の針飛びを抑制し、スムーズで正確な動作を実現している。パワーリザーブは約70時間と大幅に向上し、週末を挟んでも時刻調整の手間を省くことができる。
文字盤は、鮮やかなブルーを基調としている。ロイヤルオークの伝統である「グランド・タプセリー」パターンが施されており、光を受けるたびに立体感を増す。クロノグラフのサブダイヤルは、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドが配置されている。4時30分位置には日付表示窓があり、実用性も兼ね備えている。
ケースバックはサファイアクリスタル製で、キャリバー4401の美しい仕上げを鑑賞することができる。コート・ド・ジュネーブ装飾や、サーキュラーグレイン仕上げ、そして22金製のローターに刻まれた紋章が、その機械美を一層引き立てている。
ロイヤルオーク クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.07は、伝統を継承しつつも、最先端の技術で新たな地平を切り拓いた一本である。八角形の美学は、時代を超えて、これからも多くの時計ファンを魅了し続けるだろう。 |