1930年代、ポルトガルの商人からの要望で誕生したポルトギーゼは、懐中時計用の大型ムーブメントを搭載したその存在感と精度で、瞬く間に時計史に名を刻んだ。その伝統を受け継ぎながら、2000年にIWCが発表したRef.IW500701は、「ポルトギーゼ・オートマティック」として、ブランド史上最高傑作の一つに数えられる。
この時計の最大の特徴は、IWC自社製キャリバー51011の搭載により実現した「7日間パワーリザーブ」である。通常の自動巻き時計が40時間から50時間程度しか持たないのに対し、この時計は一度フルに巻き上げれば、7日間(168時間)もの間、時を刻み続ける。その驚異的なエネルギーを蓄えるのは、 スーパーコピー時計直列に配置された2つの香箱である。しかし、この余剰エネルギーが時計の精度に悪影響を及ぼさないよう、IWCは「パワーリザーブ・インジケーター付き自動巻きムーン」として知られる機構を搭載した。ムーブメントのエネルギーが残り少なくなると、自動的に巻き上げ効率を高めるこのシステムは、精度を約束する。
42.3mmのステンレススチールケースは、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを巧みに使い分け、光を受けるたびに複雑な陰影を描き出す。厚さは14.5mmに抑えられ、シャツの袖口に優しく収まる。最大の魅力は、シルバープレート仕上げのダイアルに配されたブルーの針と数字である。12時位置には7日間パワーリザーブ表示、6時位置にはスモールセコンドと日付表示が絶妙なバランスで配置されている。特徴的なアラビア数字は、ポルトギーゼの伝統を継承する。
ケースバックはサファイアクリスタルのシースルー仕様で、その精緻なムーブメントを堪能できる。特に、21Kゴールド製のローターは、宝飾時計のような美しさを湛えている。ストラップはブラウンのアリゲーターで、フォールディングクラスプが確かな装着感を提供する。防水性能は30m。
IW500701は、単なる時計ではない。それは、時を超える自己超越の美学を体現する、メカニカルアートの極致なのである。 |